聖地への旅inブルガリア 夏至にエネルギー集約! 前編
2024.08.18
前回の聖なるメキシコの旅からわずか2週間後に、次は聖なるブルガリアの旅へ!
※メキシコ旅の記事はこちら
麗子先生が高校生の時、ブルガリアのペンパル(文通友達)とやり取りをしていて、憧れの国であったブルガリアは、どこもかしこも牧歌的で歴史的で、メルヘンだったそう。
バリ→クォンタム🌟リバース5周年イベント→メキシコ→ブルガリア旅を経て集まったエネルギー。
その集約エネルギーから誕生したものとは?!
麗子先生にインタビューをさせて頂きました。
ブルガリア ローズフェスティバル
私
麗子先生が高校生の時、50カ国以上のペンパル(文通友達)がいたそうで、
ペンパルの人数にも驚きですが、ペンパルを始めたきっかけは何だったのですか?
麗子先生
元々英語が好きで、小学生の頃から英会話教室に通っていて。
英語はすごく興味があって好きで、その流れで高校生の時、世界に目が向きました。
私が高校生の時は、1ドル78円まで行った超円高の時代で、高校生の間でL.L.Beanっていうアウトドアブランドのリュックが大流行していました。
私もそのリュックが欲しかった。
高校生だからそんなにお金があるわけでもなく、1ドル78円なんだから、
「これってアメリカから直接買った方が安いんじゃない?」って思ったわけ。
そこでアメリカのL.L.Beanに問い合わせをしてカタログを送ってもらって見たら、
やっぱりアメリカでは日本の半額で売っていました。
だけど、送料が高いわけ。
じゃあ、この値段なら欲しいという友達がいるはず!人数を集めて皆んなで送料割り勘にすれば良いんだと思い付きました。
声をかけたら、10人ぐらい欲しい欲しい!となって、10人で送料割ったら1人あたりが安くなってみんなに喜ばれたんだよね。
私も喜んだけど、みんながすごく喜んで。
adidasのスニーカーとか他にも色々、私がリーダーとなって購入して友達に分ける、みたいなことをやっていました。
私
高校生の時から発想がぶっ飛んでいますね(笑)
経営者としての素質がすでに発揮されているエピソードですね!
麗子先生
そういう出来事があって、すごく世界に目が向いて、世界とはどういうところか、その国の人と文通をして、いろんな国のことを知りたいな〜、
どうやったら文通相手って見つかるのかな?
と思って色々調べたら、
海外の新聞には【ペンパル募集】っていう、
そういう広告が出せるのを何かで読みました。
「じゃあ海外の新聞社に手紙を送って、私の住所を掲載してもらって、ペンパルを募集しよう!」
そう思い立って、何社か新聞社に手紙を送ったの。
そしたら何社か住所を載せてくれるところがあって、そこからわーっとエアメールが届き出しました。
私
なるほどですね。
1人だけでなく、何人もの方が麗子先生の住所の掲載を見たから、ペンパルが50カ国以上になったのですね。
麗子先生
それで、どんどん文通友達が世界に広がっていって、毎日家に何十通もエアメールが届くから、郵便屋さんがすごく不思議がっていて 笑
ある日私が高校から帰ってきたら、ちょうど郵便屋さんが家のポストにエアメールを投函するタイミングでした。
郵便屋さんに、
「つかぬことをお聞きしますが、なんでこんなに世界中から手紙が届くんですか?
何かやってらっしゃるんですか?」
って聞かれて。
「いや、私はいち高校生ですけど、でも、かくがくしかじかで…」
と、今みたいな話をしたら、郵便屋さんが納得してくれて。
私
ペンパルを通して、世界中のいろんな情報に触れるようになって、
その中でもブルガリアのペンパルとのやりとりが頻繁にあったのですね。
麗子先生
マックス50カ国以上のペンパルがいる状態になったんだけど、1番最初にできた文通相手がイタリアのペンパルで、2番目がブルガリアで。
このイタリアとブルガリアの2人がやっぱりすごく仲が良くて親友で、 特にブルガリアのペンパルは、
「ブルガリアってどこにあるんですか?」
レベルの未知の世界だったから、
ペンパルが教えてくれるブルガリアの国の事や文化のこととか、すごく面白くて。
中でも1番印象に残ってるのが、ブルガリアでは毎年6月に『ローズフェスティバル』っていうのがあって、
その日はバラの女王がパレードをして、街中にバラの花びらがばらまかれて、
空気がバラの香りに満ち溢れるんだよ、って教えてくれたこと。
今年実際に参加したら、ダマスクローズの花を街中にばらまく大盤振る舞いのパレードで、
パレードする団体の数も何十っていう団体が参加するから、1日で相当なバラの花びらの消費量だと思う。
私
その1日をめがけて全世界からパレードを観たくて来るんですね。
そして今回実際に麗子先生が行かれたローズフェスティバルのパレードでは、一番良い席を確保できたそうですね!
麗子先生
そうそう。
国賓席の目の前の席で、一般席では一番良い席(笑)
私
国賓席は日陰だったけど、麗子先生のお席は日向で、日陰か日向かの違いだけで驚きです!
エネルギー満タン!ブルガリア食
私
ブルガリアに行きたい!と高校生の時からずっと温めていた気持ちを抱いて、
今回ブルガリアの地へ導かれるように行かれたわけですが、実際の印象はどうでしたか?
麗子先生
ブルガリア全土をほぼ周遊した感じで、
都会の方と山岳地帯とで、全然雰囲気が違うんだよね。
自然環境も、食べ物も結構違って、沿岸はシーフードがめちゃくちゃ美味しくて新鮮で、魚料理がたくさん出てくるし、山の方に行くと魚というよりかは、お肉。
あと、乳製品はやっぱり場所によって違いがある。
私
ヨーグルトの種菌が場所によって違うと仰っていましたね。
麗子先生
きっと日本でいうところの味噌汁のようなもので、ブルガリアではそれがヨーグルト。
家庭によって味が違うみたい。
現地10日間の旅で5、6箇所のホテルに
泊まったけれど、必ず朝食ビュッフェにヨーグルトがあって食べました。
ホテルメイドでも、酸味とか滑らかさとか、すべて味に違いがありました。
そしてブルガリアは、全体的に日本と比べて食品添加物が少ないんだと思う。
パンもね、なんか日本のパンとブルガリアのパンは全然違う。
日本のパンとは、小麦が違うと思う。
日本はこだわってるパン屋さんのものは別として、一般的なパン屋さんのは、食べたら体の負担になる感じがします。
私
確かに、小麦を食べ過ぎると、ちょっとお腹が緩くなる感じがしますね。
そういうのがブルガリアのパンでは全くなかったんですね。
エネルギー的にも高い食事で、一般家庭料理もそのような感じなのですか?
麗子先生
多分、一般家庭もそんな感じだと思う。
1日だけ、 『バニッツァ』っていう、
ブルガリアの伝統料理を一般家庭にお邪魔して、ランチで作らせてもらう体験をしました。
パイ生地みたいなのを、いっぱい重ねて作る感じのお料理で、いろんなアレンジとかあってすごく美味しくて。
で、こういうのが伝統料理なんだって思って。
翌朝、ホテルのビュッフェにもバニッツァがあって、食べてみたら、全然違うんだよね!
昨日作ったバニッツァと。
私
どう違うんですか?
麗子先生
パイ生地の重ね方とか、サクサク感とか。
あと、味付けが結構違うから、同じ料理と思わなくて。
これ同じ料理なんだ!ぐらい違いがあって
どっちも美味しかったです。
死ぬまでに観たい世界の絶景の洞窟
私
ローズフェスティバル以外にもメインで行った場所や印象深かった場所はありましたか?
私の中では、ローズフェスティバルが1つの大きなイベントで、あとは国が認めた最高品質のローズの精油を蒸留する蒸留所がメインだったのと、
死ぬまでに観たい世界の絶景✨
『デヴァタシュカ洞窟』かな。
私
こうもりがいっぱいいる洞窟ですね!
この2つが大きなメインで、
実際行ってどうでしたか?
麗子先生
ローズフェスティバルは、
ペンパルが高校生の私に教えてくれたことは、もう全部が本当だった!!っていう感動があって、私の中の高校生の私が、もうめちゃくちゃ喜んでたよ。
夢が叶った!っていう感動があった。
デヴァタシュカ洞窟はどんな規模の洞窟なんだろうって、
『死ぬまでに観たい絶景』っていうぐらいだから、すごい規模なんだろうなと思ったら、
本当にすごい規模で、写真いっぱい撮ったけど、写真には収まりきらないぐらいの大きさで。
これほどの規模のものが、まだこれほどのエネルギーを残してるっていうのがすごいなって思って。
ブルガリアは割とそういう場所がいっぱいあって。
首都のソフィアとか、2番目、3番目、4番目に大きいと言われる都市にも行ったんだけど、
そういうところは程々に公共交通機関が発達していて、それ以外の田舎は本当に不便なのね。
車じゃないと行けない場所だし、デヴァタシュカ洞窟にしても目印がなく、どうやってここの場所にみんな辿り着くのかな?みたいな。
ブルガリア人も聞いたことはあるけれど、実際にはあんまり場所を知らないようで、不便だし、知る人ぞ知る場所。
こんなにすごい規模の洞窟が、不便が故にこのエネルギーを宿してるっていう事にすごく感動をして、
これがもし日本だったら、大観光地になって
人がいっぱいになっていると思う。
お土産物屋さんが立ち並んじゃって、賑やかで楽しいんだけど、自然のエネルギーがなくなっちゃう。
私
日本のパワースポットだとすぐに人が溢れすぎちゃってエネルギーが乱れますよね。
コウモリが住めなくなっちゃいますね。
麗子先生
現地の人も洞窟の名前は聞いたことあるけど、それってどこにあるの?状態。
お土産屋なんか露店が1軒、人があまり来ないから守られてるっていう。
私
不便すぎるが故に、ちゃんと自然のエネルギーも残ってるっていう、レアな場所に導かれたのですね!
メインでもあった憧れの蒸留所はいかがでしたか?
麗子先生
蒸留所もやはり高校生の時に、ペンパルが
「バラの谷っていうのがあってね」と教えてくれて、
バラの谷では、ローズを手積みで積んで、蒸留所に携わる人がブルガリアはいっぱいいるから、世界で最高級のローズウォーターとかエッセンシャルオイルが採れるんだよって、記憶に残っていて。
ブルガリアはバラの国なんだよって。
バラの谷も本当にすごく絶景で、あたり一面が薔薇の花で遠くは山脈があるっていうロケーションで、
風がふわって吹くと、ふわーって、
風がもうローズなわけ。
すごく濃厚なローズの風が吹いてくるみたいな。
私
バラのエネルギーを全身浴びるみたいで、空気を吸ってるだけで、美しくなりそうですね。
もう細胞から違いが観じられたんじゃないですか?
麗子先生
全然違うし、やっぱりそこは、精霊がいっぱいいるのがすぐにわかったから。
精霊たちの遊び場っていうか、多分特別な場所なんだと思う。
水がすごくよくて、綺麗な小川が流れてて、
ここの場所の地下水を使ってるって蒸留所の人が言ってたから、その水が絶対特別だと思う。
私
高校生の時の麗子先生の魂が喜んでるって伝わってきます!
ここは図書館?教会?
麗子先生
ブルガリアの旅は、高校生の時に教えてもらったペンパルからの手紙と、
あとは、母が数年前に先にブルガリアへ行ってるから、母から聞いた話しかなくて、
ほとんどね、情報がなかったけど、
実際に行ってみたら、教えてもらったもの以上だったし、どの場面も記憶に残っているけれど。
エネルギー的にすごく記憶に残ったのは、
小さな黒海沿岸の街ソゾポルっていう、
すごく美しくて小さい街で、そこでは自由散策だったんですが、最初はみんなで歩いたんだけど、いつの間にか、私ともう1人しかいなくなって。
2人で写真を撮り合いながら歩いていると、塀のレンガがオレンジ色で、沖縄の観じにすごく似てるな、沖縄と何か繋がりでもあるのかな?とすごく気になった場所がありました。
入口を覗いたら、素敵な感じの中庭があって、
なんだろう?と入口のキリル文字の看板を検索してみたら「図書館」って書いてあって
こんな素敵な場所があるんだ…
ちょっと入ってみたら、もう、すごいの!
そんな広い中庭じゃないんだけど、そこもやっぱり氣が良くて、精霊がたくさん飛んでいて、
【平和】とか【静寂】のエネルギーってこういう観じなんだな、そんなエネルギーが漂っていて…。
井戸があって、その横に1人上品な初老の女性が座っていたので、
「ここはなんですか?」って話しかけたら、
「教会よ」と返ってきました。
なんだ図書館じゃなく教会だったのねと思い、
「教会に入れますか?」って尋ねてみたら、
ニコニコして、どうぞどうぞみたいな感じでした。
その教会の中に入ったら、中は大きくはないんだけれど、なんだか下からすごいエネルギーが来るんだよね。
祭壇とかはもちろん真正面にあって、美しい重厚な感じの中世のシャンデリアとかもあって、 もちろん祭壇も立派なんだけど、なんかこう…、下からエネルギー来るなって思いながらお祈りをさせて頂きました。
その女性の方に質問をして話を聞いたら、
かつてキリスト教がブルガリアでも弾圧された時代があって、教会としては保存できないというか、
「教会じゃないです」と定義しないと、ダメな時代があったりしたそうです。
私
だから、入口の看板には図書館と書いてあって教会の存在を隠していたのですね。
麗子先生
「ここの教会の聖なるものは、その下(足元)に隠されてる」と言っていて。
何かあっても奪われないように地下に隠してあるから、だから下からすごいエネルギーが来るのかと。
私
今でも当時の聖なるものを、そのままの形で残しているのですね!