記録ノートが拓いた、リーディング能力の開花

2025.08.30
管理人

「記録ノートの復活」をきっかけに、
観る・聴く・観じるの精度がぐんと上がり、
いつの間にかみえないエネルギーの存在や、
人の内側の情報が【視える】ようになっていたYさん。

「みえる」ってどういうこと?
リーディングって誰にでもできるもの?
実際に体験したエピソードを交えながら、
Yさんにインタビューをさせて頂きました。


みえたのは「魚」「豚」「ヘビの神様」?


リーディング能力が開花されたって聞きました。
それって具体的にはどういうことなんでしょう?

Yさん
霊感っていうより、視えてくるんですよね。
たとえば旅行中に、パートナーが急にお腹を壊して。
何でかな〜?と、ぼーっと観てたら、
「魚のアイコン」が出てきたんです。


魚のアイコン!?面白いですね。

Yさん
「あ、お腹が痛い原因は魚だな」って分かって、実際に魚を避けたら、本当に体調が良くなったんですよ。


面白いですね。
ぼーっとお腹に意識をしたら魚が視える感じですか?

Yさん
そうそう。ぼーっとしたまま、ただ観るって感じで、そこに浮かんでくるものをキャッチする。

別のケースで「豚」が出てきて、同じように避けたら体調が良くなったこともありました。


すごい能力が開花しましたね。

Yさん
他にも、ベトナムの旅行中にパートナーが顔面蒼白で具合悪くなっちゃって。
その時視えたのが、大きなヘビ。

でも「悪いもの」って観じじゃなくて、
「ヘビの神様」って観じだったんですよね。


えっ、ヘビの神様が具合を悪くさせたんですか?

Yさん
ヘビの神様は、「仕事で頑張りすぎてるから、
動けなくしてでも休ませる」って観じで、
パートナーの体にのしかかっていたんですよ。

悪い感じじゃなくて「土地の神様」みたいな存在で、「ちょっと休ませた方がいい」ってメッセージだった。

もし悪意で来てたら祓うけど、そうじゃなければ、「今日はひどいことしないでね」って、
優しく伝えることもできる。


なるほど。
具合が悪いからただ祓えばいいって話じゃなくて、何しに来てるのかを見極める必要があるってことですね。


リーディングは「記録ノート」から始まった


でも、そもそもなんでそんな風に視えるようになったんですか?

Yさん
きっかけは「記録ノート」だと思ってます。
最初はただ思ったことを書いてただけだったけど、感情を丁寧に追っていくことで、精度が上がっていった感じがします。


たとえば、どういう風に記録ノートを書くのでしょうか?

Yさん
「怒り」って言っても、その中には
「悲しさ」「裏切られた」「信頼してたのに」って感情がいっぱいある。

それを言葉にして書き出すと、すごく細かく観られるようになるんです。


感情を味わいきって終わり、じゃなくて、
言語化するからこそ気付けるってことですか?

Yさん
そう。

例えば同じコーラを飲んでも「シュワッとして美味しいね」だけじゃなくて、
それを手紙に書こうとした瞬間に、味の解像度が変わるみたいな。

そのプロセスで、自分の中になかった表現や言葉が出てくる時がある。

それが「リーディング」だと思うんです。


なるほど。
解像度を上げて感情を書くことで、改めて俯瞰して観られる。
地道な作業ですけど、リーディング能力の開花に繋がるのですね。


リーディングが開いた心の扉


そのリーディング能力を、
どう活用されているのかを聞いてみたいです!

Yさん
私はセッションをする機会があるのですが、
体験セッションをご提供している時、
ある方の頭の上に「赤い玉」がふわっと浮かんできたことがありました。

すると突然その方が、
「なぜか亡くなった両親のことが浮かんできて、手を合わせようと思う」と話してくれて。

赤い玉が視える話をしたら、

「…実は、生まれる前に流産したお姉ちゃんがいて」とも打ち明けてくれたんです。

「そのお姉ちゃんにも、お線香をあげて手を合わせてみたらどうですか?」とお伝えしたら、

その方はものすごく納得をされたんです。


視えたものをそのまま伝えて、解釈は相手に委ねたんですね。

Yさん
赤い玉もリーディングしたら分かるんだけど、
深く入ると相手と同化してしまうので。

あくまでも相手と自分を線引きして、
「分からない前提」で、視えたものだけをお伝えしています。


観えるを肯定したら世界が動き出した

Yさん
田んぼに毎回ぬかるむ場所があるんですが、
ある時そこにしゃがんでる男の人が視えたんです。
実際には座れない場所なんだけど、不自然な体勢でそこにいるんです。


えっ、それも土地の神様でしょうか?

Yさん
土地の神様かな、と思って声かけても反応がない。
でも、晴れてるのに頭にポタっと水が落ちてきて。

「これはお酒を供えて欲しいってことか」
と観じて、お酒を捧げたことがあります。

昔からこういうものは視えてたけど、
最近やっと肯定できるようになってきましたね。


肯定するようになってから、リーディング能力が上がってきたように感じますね。

Yさん
未来を予言するようなリーディングじゃなくて、
「ここに何かあるな」とか
「この辺に違和感があるな」
っていうのが分かるんです。

さらに最近は、
「これは触れない方がいいな」
「これは相手の課題だから、自分が直すべきじゃないな」
っていう線引きも分かるようになってきました。


なるほど。
観えたからといって、何でも手を出すわけじゃないんですね。

Yさん
ここまでは言ってもいい、でもこれ以上は言わないって、相手の課題を取らないように、お伝えをしています。


【インタビューの感想】
視える・観じる感覚を「共感」じゃなく「責任」として扱うYさんの在り方が印象的でした。

リーディングって、本来誰の中にも眠っている力なんだと感じます。
でも、それを「視える力」にまで育てるには、
日々向き合いと、言語化し続けてきたYさんの積み重ねがある。

その姿勢にも、敬意を感じるインタビューでした。
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