
クォンタム🌟リバースのセッション後に提出する「記録ノート」。
「セッションと記録ノートはセットですよ」と麗子さんは言います。
今回のインタビューは、長くセッションを受け続けていらっしゃる高知県在住の農家Yさんです。
記録ノートを「書かなくなったことで起きた停滞」と、「また書き出したことで、再び動き出した変化」についてお話を伺いました。
書かなくなったら、調子が狂った
私:
Yさん、クォンタム🌟リバース(ここでは量子的に生まれ変わった、という意味)おめでとうございます!
そのきっかけは【再び記録ノートを書くこと】とお聞きしました。
詳しく教えてもらえますか?
Yさん:
ありがとうございます。
簡単に言えば「書かなくなったら、調子が狂った」んですよ。
私:
書かなくなったのって、何かきっかけがあったんですか?
Yさん:
ありますね。2022年までは仕事終わりに普通に書けてたんですよ。
でも2023年から、一気に様々なタスクが増えてしまって。
Zoom開催、SNS記事、旅行、AI相談など…
初めてのことばかりで、慣れるまではすごく疲れていました。
それですっかり、自分のペースが崩れました。
私:
記録ノートを書く時間が取れなくなったからですか?
Yさん:
時間がないというよりも、「気力が削がれてしまったから」ですね。
頭の中に下書きはあるけど、このクオリティだと出せないな、って。
最初は1日、2日遅れるだけだったのが、ズルズルと「まあ、いっか」になってしまいました。
すると次第に、麗子さんに記録ノートの提出について何も言われなくなりました。
問題解決思考から抜けた先
私:
記録ノート、書けない時期ってありますよね…。その“まあいっか”が続いて、どうなりましたか?
Yさん:
現実が、ちょっとずつ止まり始めたんです。
ポイントを消化するだけのために購入した漫画、ゲーム、スマホ、YouTube…。
何かしてるけど、何もしてないような。
しかも「楽しくない」のにやってるんですよ。
私:
抜け殻みたいになる感覚、すごくわかります。
Yさん:
畑も人手不足で収穫が間に合わない。
高値で売れるチャンスを逃しても、
「まあ、しょうがないか」でスルーする。
私:
うわ、出荷出来ずでもったいないですね…。
Yさん:
昔だったら絶対に動いてました。
「問題解決思考はもう卒業」って、
過剰に反応しないのが、“いいペース”だと思ってたんです。
私:
その状態、問題解決思考の対極にいるようですね。
Yさん:
さらに、一昨年に畑に出た虫が、また出たんです。農協の指導どおりに対応したのですが、
さすがに虫が多いなと思って全部駆除したんです。
実も育ってきて、順調ペースに乗り始めたところだったのに、
「あれ?何かおかしいな」みたいな…。
その虫、実は植物に強いダメージを与えるタイプのもので、畑がとんでもないことになってしまったんです。
私:
虫の全駆除はズレてたってことなんでしょうかね…。
Yさん:
自分では観る・聴く・観じるは、いいレベルに来ていると思ってたけど、そんな時に麗子さんから言われたんですよ。
「それ、思い込みだよ」「相手への押し付けになってる。」って。
観る・聴く・観じるではなかったんだと、いつの間にか自分の感覚がズレて、直観も鈍ってしまっていたのだと。
とんでもないことをしていたと、そこでようやく気付きました。
断捨離から始まった再起
私:
そこからどうやって立て直していったんですか?
Yさん:
まず断捨離から始めました。
12次元量子コーチングのアクションプランにあったけど、プラン通り進んでなかったんです。
私:
断捨離はアクションプランでもあったのですね。何を捨てたんですか?
Yさん:
まず書類の山。「いつか使う」って思ってたものを全部捨てました。
衣類や段ボール、壊れた収穫カートやパイプ椅子…。
物を捨てたら、エネルギーが戻ってきた。
自分に紐付くエネルギーコードを切ると、すっきりした感覚が戻ってきました。
私:
12次元量子コーチングのアクションプランをきちんと実行するって大事なんですね。
Yさん:
アクションプランをちゃんとやるっていうのは、すごく大事です。
私:
アクションプランをやることで、行動のスピードがさらに変わっていきましたか?
Yさん:
実は断捨離よりも前に「筋トレ」を再開しました。
以前していた筋トレを「これはいかん」と気づいて、また少しずつ始めていきました。
私:
まずは体を動かして、それが再び記録ノートを書く気力まで繋がっていったんですね。
Yさん:
はい。でも、再開当初は全然書けない。
だから、「書けなくても、出す」ことにしました。
私:
書けなくても、出す?
Yさん:
そう。とりあえず、出す。
「今日のセッションよくわかりませんでした。
でも、こう観じました」って、それだけでもいいんです。
私:
なるほど…それだったらハードルが下がって書けそうですね。
Yさん:
構想ばかりで作品を出せずに終わる漫画家みたいになっちゃダメ。
下手でも、出した人だけが次に行ける。
“今の自分をそのまま出す”っていう行為が、次の扉を開けるんだと思います。
記録ノートはトランスに入る練習?
私:
Yさんにとって記録ノートを書くとは、どういう位置付けでしょうか?
Yさん:
【トランスに入る為の練習】でしょうか。
記録ノートを書くと“トランス状態”に入る時があるんです。
そうするとある日突然、自分でも思ってなかった考えや感覚が、スッと出てきたりする。
それって、自分の思考パターンを超えた“直観”の入り口だったりするんですよ。
そこに入れる日が続くと、想像もつかない所から現実が動くんですよ。
私:
どんなことが起こり始めてるんですか?
Yさん:
いきなり注文が入ったり、問い合わせが来たり、謎のお金が振り込まれたり(笑)。
経済的に豊かになるようサポートしてくれる人や、次から次へと予想外の出来事が飛び込んでくるようになるんです。
今、予想外の面白い現実がお祭りのようにやって来ています。
【インタビューの感想】
記録ノートを出せなくなる時期ってあるんですよね。
『完璧じゃない自分、現状を認めたくない、誰かに認めて欲しい』などなど。
筋トレから断捨離、小さく素直に動いていき、
体と空間を整えることで、エネルギーが戻っていく。
書くことで、自分の内側の声と繋がっていく。
Yさん自身の気力、ズレ、思い込みすらインタビューで全て語っていただき、
“うまくやる”より、“今の自分を出す”を選んでいかれたYさんの素直さ。
それらを観じさせるインタビューでした。