言葉は祈りにも呪いにもなる

2023.09.23
管理人


Sさん14回目のセッションより
《ロングインタビュー》


数年前に受けた外科の手術をきっかけに、
身体の痛みが常にあった沖縄在住の女性Sさん。

現在は、沖縄で開催しているバスケットボールの世界的大イベントの影響で、人手が必要な知人のカフェ経営のお手伝いをされており、密度の濃い日々を送っているご様子が伺えました。

クォンタム🌟リバースのセッションを受けてから、ちょうど2年後のインタビューです。

セッションはどこまでも続く?!


体に痛みがある、とSさんは仰っていますが、それを観じさせないくらい、エネルギーに満ち溢れていますね!

Sさん
確かに、冷静に振り返ってみると、初めて麗子先生にお逢いした時と比べたら、変わっていますね!


今回はクォンタム🌟リバースの14回目のセッション内容をお聴きしたいな、と思います。

『表現する事を押し留めているブロックを解除し、表現する力が増しました。
にフォーカスし、分析調整して頂きました。』

とありますが、セッションを受ける前は、表現することにブロックがあるな、と思っていたのですか?

Sさん
もともとニュージーランドに嫁に行ったり、
北海道から沖縄に移住したりとか、

表現することに多少のブロックはあるな、と思いつつも、えいっ!と飛び込んでみるタイプで、アクティブに好きなようにやっていたんだな、と思います。

それが急変して、身体に痛みが出るようになってからは、全く動けず人生が絶望の中にいたようで、ブロックはもちろん、自分を忘れていたようでした。

改めて振り返ってみると、表現することへのブロックはひと山越え、また新たな課題がきているな、というタイミングなんですよ!


なんと、表現することへの課題 第1弾をクリアした後でも、新たな第2弾が来ているとは!

今はクォンタム🌟リバースのセッションをお休みされていますが、セッションが続いているようで面白いですね!

第1弾のエピソードを聴かせて頂けますか?

Sさん
はい、当時沖縄で住みたいエリアを決めて、
ここの環境は本当に良いな、って思えるようになってから、ビーチに行ったりして海に入るようになったんです。

そこで知り合った方の一人に

「Sちゃん、もっと人に甘えなさいよ、
もっと頼りにして良いんだよ」

って言われたりして、身体の痛みを全部隠して、具合が悪くてもニコニコしていた自分を見透かされてしまったんですよね。

その方と深くお付き合いが始まるようになったのです。


深くお付き合いが始まるようになった方というのは、現在Sさんがお手伝いをしているカフェの方で、2年後の今でもより一層、関係が深まっているのですね!

Sさん
当初は、
「カフェに毎日毎日通ったら悪いな」
「迷惑がかかるんじゃないか」とか、

色々なことを気にしていたら、そのカフェの方が

「毎日来たっていいじゃない、私が店の仕事で忙しくても、Sちゃんはそっち座っていればいいさ。」

って言ってくれて、
自分はつい遠慮しがちだったので、気にすることを少し手放してみようかな、と思ったりしました。

その他にも色々と人との出逢いがあって、
当時、骨格調整の治療に通ってたんですね。

その治療をしてくださった方が、ロックバンドもやっていて、その音楽が私の好きなジャンルだったし、元気だった頃の自分が聞いていた音楽にすごく似ていたんです。

その方が、
「ライブ配信やってるからちょっと観てよ」って、その方のバンドの音楽を聴いてみると、

そういえば、元気だった頃の私ってライブに
めちゃくちゃ行く人だったな、
好きなアーティストのコンサートは東京まで行ってたりしたな、って。

その時の自分を思い出すと、
血がわぁって騒いで、鳥肌がうわっと立って、常に痛かった身体の痛みを忘れるほど。
血流が良くなるくらい、細胞が蘇る感覚があったんですよね。

その一連を麗子先生にお話しをしたら、

「ずっと押しとどめていた感情を思い出させる出来事だったのかも知れませんね」

とフィードバックを頂きました。

このフィードバックから、
いかに自分が表現にブロックをかけていたのかに気付けたし、本来自分が好きだったことや人との付き合い方も、身体が痛くなってしまってからは

「こんな自分は迷惑かけちゃうから」

って考えてしまっていたんですよね。

ただ、それが分かりたいだけ

Sさん
それからは、ライブを観て、積極的に昔好きだった音楽を携帯電話に入れて、聴きながら散歩する、っていうのをやってみました。

心がざわざわして
共感したり
思い出したり、涙したり…

いかに自分の好きなことに全部蓋をして、
忘れちゃったかのように、
身体の痛みだけしか考えてなかったな…

色々なブロックがあったんだな、って
少しずつ少しずつ認めていきました。


次々とやってくる新しい出逢いと言葉をきっかけに、忘れかけていたSさんの大好きなこと、大切なことを思い出すことが出来たのですね。

Sさん
振り返ると、そこでの新しい出逢いが現在でも
繋がっているし、

【直感を大事にしなさい】

とセッションでも文言として出たかな。

新たに出逢ったこの人とは、仲良くしたり、
もっと近付いても良いのかな、と躊躇しちゃう時があったけれど、

良い出逢いであろうと、悪い出逢いであろうと、それを味わえば良い。
それが分かれば大差はない。
ただ、やってみればよい。

セッションでそう言われました。


ポジティブな結果でも、ネガティブな結果でも、どっちでも良い。
ただ、それが分かりたいだけ。

Sさんは今でもこの言葉が深く刺さっているのですね。

自分の思考の癖に気付く

Sさん
身体の痛みが常に出てしまってからは、

「人とは一緒に外食ができない」
「全て何もできない」

と決めつけていて、自分がこういった類の思考の癖をしていることにも、段々と気付けるようになったと思います。

セッションでも
『脳卒中を起こすほど考え過ぎる』と出て、確かに、1つの事がすごく気になって感情の思い込みが激しいな、と思うこともありました。

セッション後からは、グルグル考え始める自分に気付けたし、そこからスパン!と切り替える事はまだ出来ていないけれど、

「はいはい、この思考パターンまた出たな」
って、気付ける自分がいます。


無意識な自分の思考パターンに気付くことが出来るって、なかなか出来ないことだし、
本当にすごい進化ですね!

出逢いをきっかけに教えてくれたこと

Sさん
先日、沖縄では大規模な台風が来ちゃって、
周りは1週間の停電や断水しているのに、
私の家は奇跡的に何の影響もなかったんですね。

そんな大変な最中なのに、
「Sちゃん、台風だと気圧がひどいし体が動けないだろうから、食べ物持っていくよ」って気にかけてくれて、

こんな風に人間関係が発展するなんて思ってもなかったし、最近また

「もっと人に甘えていいんだよ」

と言われるようになって、
まだ完全に人に甘える事は出来ていないけれど、

現在やっている沖縄での世界的大イベントのお手伝いも、体が痛くても、自分が今出来る範囲だけでもいいから、と行き始めたし、

周りの人間関係にどうやったらお返しが出来るのかな?って、意識が向くようになりましたね。

体の痛みは、変わらず1ミリも良くなっていないんですよ。

でも現在は、夜遅くまでずっと外にいる事が出来て歩き回れたり、自分でもびっくりするくらい動けるようになって、

2年前までは、身体が痛くて痛くてたまらず、家にこもって全く動けなかったのに、
ああ、体が痛くても動けるんだ!って不思議ですよね。

さらに新たな出逢いがあって、
今では友達になれたその方は、私の体調のことをすごく理解してくれていて、

「Sちゃん、元気そうじゃん!」

といつも声をかけてくれるんです。

それでも体は常に痛いし、
グルグル痛みの事を考えてしまう時もあるから、

「だけど、まだこんなにお腹が痛いさ」って言うと

「そうか、Sちゃんはお腹が痛いんだね。
グルグル考え込んでも良い。自分をまずは認めてあげてね」

ってよく言われるんです。


そうお声がけして頂ける方が、身近な現実世界にいらっしゃるって素晴らしいですね!

しかも表現することへのブロック第1弾では、身体が痛いことを全部隠していたのに、今ではあっさり言えていますね!

第2弾の始まりのエピソード、ぜひ聴かせて下さい!

Sさん
そう言われてみると、表現出来ていなかったことが、今では出来ていますね(笑)

私と同じように、手術をした後、気圧の変化で体に痛みを持つ男性の方との出逢いがありました。

その男性の方も体がすごく痛いはずなのに、
先日の台風のビーチの復旧作業を手伝ったり、ずっと働いて、半月ペースで沖縄から大阪へと移動したり、

お互いに、
「今日の気圧、めちゃくちゃ体痛いね」って、気持ちを吐き出せる、共感し合える仲間ができて、心がスッと軽くなったりしています。

もう1人、知り合った男性の方で

「初めて出逢った頃のSさんと今とでは、元気になってまるで別人だよ!」

「Sさんは『元気だけどさ』って言うけれど、
『元気だよ』と言ってみたらどう?」
って言ってくれて。

言霊じゃないけれど、体が後からついてくるから、【元気だよ】って言って慣らして、
自分のIDを塗り替える練習をしています。

まだ体は痛いけれど、周りからはもう元気な人にしか見えないんだろうな、と思えるようにもなりました。

痛くて精神的に落ち込む時もあるけれど、
やっぱりもう、セッションを受ける前までの次元に戻って留まる事はないんだな、って思います。

体が痛い私に対して
「きれいなビーチを観に行こう」
「美味しいお店があるから」
と、食事にいつも連れて行ってくれる仲間との出逢いもあり、

「体が痛くて家で寝ていても、この痛みが変わらず一緒なら、美味しいご飯を食べて、時間を過ごしたら良いよね!」

と、仲間と語ったりして過ごしたりしています。

【インタビューの感想】

Sさんとは、3ヶ月前にもインタビューをさせて頂きましたが、発する声から、ますます輝きが増してエネルギーに満ち溢れているのが伝わりました。

2年前までは、全く動く事が出来ないレベルの身体の痛みだったそうですが、

今では、痛いながらも動き回れるほどになり、
救いの言葉を投げかけてくれる仲間に囲まれながら、生活をされているご様子が伺われました。

ここまで辿り着く過程は、決して容易ではなかったと思います。

いま、目の前にある瞬間をただ味わうだけ、
この瞬間に欠けているものはないのだな、と、
Sさんのインタビューを通して学ばせて頂くことが出来ました。

ありがとうございました。
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